最高の塗料を見極めてきました。
担当日記
2022/07/06
皆様こんにちは
思ったよりも梅雨が早くあけましたね。
もう少し長雨になると思いましたが、、、
梅雨の時期は毎年現場の工期や段取りに苦労します。
これから先の時期はより一層紫外線が強くなるので
外壁の劣化が気になる時期ですね
さて、今回は弊社が認定施工店としてお世話になっております
ＫＦケミカル（株）様の宮古島研修に参加してまいりました。
ここ２年間はコロナウイルスの影響もあり
宮古島での研修は３年ぶりの参加となりました。
飛行機の関係で研修日の前日に宮古島へ入りましたが
相変わらず素晴らしい景色でしたので
是非皆様にも共有させていただきます。
青い空と青い海がとてつもない迫力ですよね
こんなキレイな宮古島ですが、実は
本土とくらべると年間３倍ほどの紫外線量があり
台風も多く高温多湿で海風による塩害の影響も大きいなど
塗料の耐久性を見るうえでは非常に厳しい環境であるといえます。
そんな宮古島にあります第三者的公的機関である
日本ウエザリングテストセンターにて暴露試験の研修に
参加することができました。
こちらの施設でＫＦケミカルの塗料はもちろん
大手塗料メーカーや話題の新規メーカーまで
塗料ランクもシリコンから無機塗料まで
多くの塗料の劣化状況を比べてまいりました。
世の中には沢山の塗料が出回っています。
耐久性が１０年もつ塗料や３０年もつと言われている塗料など
多種多様なメーカーの様々な商品があります。
ここで重要なのは
大手メーカー含めほとんどのメーカーが謳う耐久年数とは
キセノンライトをはじめとする促進試験でのデータである
ということです。
難しく言いましたが、要は３０年もつ塗料と言っても
実際に塗装してから３０年耐久性をテストしたわけではなく
人工的な紫外線や、人工的な環境で促進した結果ですので
実環境での劣化スピードと大きく異なるということです。
今回の暴露実験での試験体は宮古島にて５年経過のものですので
本土で言えば１５年分の実際の紫外線量や
宮古島での雨風にさらされた試験体となります。
１５年というと高耐久といわれるフッ素や無機の
劣化状況に差が出始める時期ではないでしょうか。
各メーカーの塗料に差は出るのか？カタログ通りの耐久性があるのか？
とても気になるところですよね？
ウェザリングセンターの各メーカーの試験体の接写や
施設の一部は基本的に掲載ＮＧのものが多いので
施工店の本部から頂いた写真のみを掲載させていただきますが
シリコンはこの塗料メーカーの○○が優秀であるとか
フッ素はこの塗料メーカーのものは劣化が早いななど
よくメーカー同士でも同等品ですよと言われる塗料にも差はあり
カタログに載っている促進試験とは違う結果がみられました。
これを経て注意したいのは
お客様から拝見させていただく
他社様のお見積りなどによく提案されているような
全国的にも有名な塗料や超高耐久と謳われる
かっこいいカタログの高額な材料などでも
非常によろしくない結果が出ている塗料がありました。
これらはカタログで謳っている耐久年数より
はるかに早く劣化が見られ、他の塗料よりも
チョーキングの発生が著しいものでした。
カタログに載っているキセノンライトによる促進試験は３０年以上の
超耐久と書いてありますが
宮古島での暴露実験２年ほどで劣化していました。
塗料というのは含まれる樹脂や添加物、顔料自体にも良し悪しがあり
また化学的に塗膜を形成する結合方法にも種類があり
非常に精密な内容のものなのです。
規則正しいキセノン促進試験で良い結果を出す為に設計された塗料が
不規則な外的要因を含む実環境で
同じ結果が出るとは限らないということです。
今回もまた宮古島研修にて
おススメの塗料や、逆に使用するのにリスクがある塗料が
浮き彫りとなってしまいました。
ここで固有名詞を出してメーカーや材料の名指しはできませんが
お見積もりや、ご提案・ご相談いただいた際には
アドバイスとしてお話させていただきます。
ちなみに手前味噌ですが
宮古島で一番の高耐久を見せている塗料は
相変わらずＫＦケミカルのワールドセラでした。
ＫＦ認定施工店でしか取り扱えないＫＦワールドセラ
本物の塗料にご興味ある方は是非ご相談ください。
最後は参加された全国のＫＦ認定施工店のメンバー様と記念撮影
コロナの兼ね合いもあり何度かに分けての研修の為
６月の研修は１０社前後の参加でしたが、
また１０月にもほかの施工店様が宮古島へ行かれるらしいです。
コロナも収束したらまた全国の施工店の皆さまと
お会いできることを楽しみにしております。
使用する塗料に不安や迷いがある方は
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